若者に人気の動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」。ティックトックは北京に本社を置く「北京字節跳動科技(バイトダンス)」が所有する人気アプリだ。ところがこの人気アプリがこの先、使えなくなるかもしれない。
米国・ポンペオ米国務長官は2020年7月6日、安全保障上の懸念があるとして、ティックトックを含め、中国企業が提供する、複数のアプリの使用禁止を検討していることを明らかにした。ポンペオ氏は米国・大手の「FOXニュース」に「中国製アプリの問題を真剣に受け止めており、確かに(使用禁止を)検討している」とはっきりと語っている。
「中国製アプリ」を巡っては、2020年6月末に、インド政府が使用禁止を決めたばかりだ。米国もこれに続き、中国製アプリの禁止の動きが広がる可能性がある。
これに対して、ティックトック側は「中国政府に対してユーザー情報を提供したことはないし、求められても提供することはない」と否定している。
果たして安全性は如何なるものなのか。そして米国民の自由は一体どこへ。(編集部)