コンビニ大手のローソンの決算は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、最終的な損益が41億円の赤字となった。
ローソンがこの時期の決算で最終赤字となるのは、東日本大震災が発生した2011年以来、9年ぶりだという。
ローソンの今年3月から5月の決算は、新型コロナウイルスの感染拡大で店舗の休業や時短営業が相次いだことから、売り上げが1553億円と、去年の同じ時期と比べて13.1%も減少してしまった。
さらに、中止となったイベントのチケットの払い戻し手数料なども重くのしかかり、22億円を損失として計上した。
これらにより、最終的な損益が、41億円の赤字となったという。
この結果、来年2月までの1年間の業績予想については、最終的な利益は75%も減少するのでは、と見込んでおり、50億円になるとしている。コロナの影響に、大手コンビニも勝てなかった。