同社は、新型コロナウイルスによる生活様式や消費行動、消費者の価値の変化に対応するため事業の再構築を決めたという。
店舗事業から撤退するのはセシルマクビーのほか、「エージープラス(a.g.plus)」「ビーラディエンス(BE RADIANCE)」「ルモアーズ(Rumor.s)「ファビュラス アンジェラ(Fabulous Angela)」「ソフィラ(sophila)」、「カシェック(CACHEC)」の6ブランド。及び、セシルマクビーの43店舗を含む80~90店舗を順次閉店するという。
今後は、コロナ禍でも業績が堅調に推移している「アンクルージュ(Ank Rouge)」「ジェイミー エーエヌケー(Jamie エーエヌケー)」「デイシー(DEICY)」は、子会社のスタニングルアー社に集約し、「スタニングルアー(STUNNING LURE)」を含む4ブランドについて、店舗とEコマースの事業発展に注力する方向。
ジャパンイマジネーショングループは今回の事業再構築に伴い、希望退職者を募集。人員整理を進めているという。
「セシルマクビー」は1980年代にデビュー。渋谷109のショップが特に人気で、度々と、ストア№1を獲得してきた。また、季節ごとのセールでは、客が殺到する人気店となり、いわゆる「カリスマ店員」も輩出。「ギャルブランドの王道」として10~20代から支持を得た。
2017年には「ギャル」という枠を超え、時代背景も踏まえ、ブランドコンセプトを刷新し、リ・ブランディングを実施。
2019年には「今の私にちょうどいい」を新たなコンセプトとし、再びリブランディングしたばかりだった。
また一つ、コロナをきっかけに、時代が一つ終わった。(編集部M)